MARIA LAST LIVE Review(3) ライブとバンドについての総評
1 全般的な印象
ライブ終了後、涙で言葉が詰まってしまった件のスタッフさん(前の記事を参照)が、その少し後で「これまで見てきた中でも、最高のライブだった」という旨の発言をしていた。おそらく会場にいたほとんど全てのファンは、この言葉に深くうなずいたのではないだろうか。本当に心に残るいいライブだったと思う。
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ライブ終了後、涙で言葉が詰まってしまった件のスタッフさん(前の記事を参照)が、その少し後で「これまで見てきた中でも、最高のライブだった」という旨の発言をしていた。おそらく会場にいたほとんど全てのファンは、この言葉に深くうなずいたのではないだろうか。本当に心に残るいいライブだったと思う。
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ここからはアップテンポの曲が怒涛の8連発!その冒頭を飾るのは、MARIAの最後のシングルとなってしまった「カナシミレンサ」。以前から「この曲はライブでは映えるだろうな」と思っていたが、その期待は裏切られなかった。
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ライブ終了直後。不思議なことに、私は「悲しみ」も「さびしさ」も感じなかった。ただ、さわやかで清々しい気持ちになったことを覚えている。
先日(4月3日)、赤坂BLITZで行われたMARIAのラスト・ライブ。チケットこそすぐに購入したものの、参加するかどうかは最後まで迷った。3月にプライヴェートでかなり落ち込むことがあり、その罪悪感で、ライブを楽しめるような心境になれそうもなかったからだ。
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図3・1は、MARIAがこれまで発表した楽曲をサウンドの質感に応じて分類したものである(クリックすれば図は拡大します)。横軸にサウンドの重心の高低、縦軸に音色の濃淡の軸を取り、両者をクロスさせて4つの象限をつくり、それぞれの楽曲を大まかにプロットした。
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MARIAの現・サウンドプロデューサーである明石氏については既に多くの紹介が為されている。詳細はこちらなどを参照。彼がベーシストという点はおさえておきたい。
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安原氏についてはこちら)を参照。
大里氏はあのaccessの楽曲のミキシングを務めたエンジニアとして有名。その後、松田樹利亜の楽曲を手がけたり、アニメソングのリミックスを行う(こちらを参照)など、多彩な活動を続けている。
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今や椎名林檎の元ダンナとしてすっかり有名になってしまった弥吉(やよし)氏だが、本業はギタリストで、元嫁(椎名林檎)のほか吉川晃司やaikoらのサポートを務めたこともある。また、白鳥マイカや植村花菜ら多くのアーティストに曲を提供したり、プロデュースを担当したりしている。
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2nd・3rdシングルのアレンジャーを務めた安原兵衛氏は、作詞・作曲を手がけるシンガーソングライターでもある(『青春のOutline』というアルバムも出している)。彼が曲を提供したアーティストとして、ERIKA(沢尻エリカ)・北出菜奈・高橋瞳・福原美穂らがいる。また、七尾旅人や川本真琴、古明地洋哉などのサウンド・プロデュースも務めている。
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これまでMARIAの楽曲の音作りを担当してきたのは以下の5組のチームである。サウンド・プロデューサー(アレンジャー)とミキシング・エンジニアの名前、担当曲は以下の通り。
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前回の記事から何と4ヶ月以上も空いてしまいました…(汗)。この間、記事を書く時間が取れないほど仕事が忙しかった…わけではなく、実はずっと今回の記事の下書きを書き続けておりました。本当はそれと併行して(以前お約束したように)別の短い記事もアップすればよかったのですが、どうも私は同時に二つ以上のことができない人らしく、結局ブログはそのまま放置状態になってしまったわけです…。
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