偉大なるニュートラル(10) あとがき(「ZONE再結成についての私見」を含む)
1 「のめり込めなさ」の効用
というわけで、またも超長文となってしまいました…(汗)。最初のうちはMARIAの時のように文章がスムーズに進まず苦労しましたが、この「のめり込めなさ」自体を考察の対象とすることで、ようやく文章が走り出しました(最後の方は文章に書かされる感じになっていた気が…)。
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というわけで、またも超長文となってしまいました…(汗)。最初のうちはMARIAの時のように文章がスムーズに進まず苦労しましたが、この「のめり込めなさ」自体を考察の対象とすることで、ようやく文章が走り出しました(最後の方は文章に書かされる感じになっていた気が…)。
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この記事のタイトル(「偉大なるニュートラル」)は、もともと夏目漱石の『三四郎』に登場する広田先生のあだ名(「偉大なる暗闇」)をもじったものである。
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最後に、今後の実夕のソロ活動について書き残したいくつかの提言を、ここでまとめておきたいと思う。大分疲れてきた(笑)ので、手短にまとめることにしたい。
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以上、実夕のボーカルを中心にあれこれ考察してきた。筆者が彼女の作品を聴いて最初に感じた「物足りなさ」については、既に前回の記事で解明されているはずである。
本章ではこれらの知見を踏まえた上で、長瀬実夕の歌の魅力をより正しく体感するための方策を、筆者なりに考えてみることにした。特にZONEからの流れで彼女の作品を聞き、筆者同様「物足りなさ」を覚えてしまった方には、ぜひ以下の方法を試していただきたい。
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ZONEというグループが実夕にとっていかに重要な存在であるかについては、もはや贅言を要すまい。その音楽性だけでなく人間性も含めて現在の彼女の礎(いしずえ)を築いたのは、ひとえにスタジオ・ランタイムでの鍛錬とZONEとしての活動であったはずである。
彼女がソロになってからもZONEの歌を歌い続けているのは、もちろんプロモーション上の効果という功利的な側面もあるのだろうが、それ以上にZONEというグループやその楽曲に対する彼女自身の深い愛着から来ているものと思われる。
そのように現在の実夕の拠り所であり、また彼女に様々な恩恵(知名度、人脈、経済的な見返り、等々)も与えているZONEという存在が、しかし同時に彼女のソロ活動の阻害要因ともなっているのだから皮肉な話だ。今回はZONEが実夕に及ぼしている様々な「負の影響」について、あれこれ考察してみたいと思う。
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まず、順番は逆になるが先に実夕の実人生について考えることにしよう。なるほど、彼女はかつての歌姫のように不幸な出自を背負って生まれてきたわけではないし、ひどいスキャンダルに塗れたこともない。
ZONEの解散は本人にとってはショックな出来事だったかもしれないが、売れなくなって解散したわけではないし、ブランクはあったもののソロ・シンガーとしてメジャー・レーベルと契約し再デビューもできているわけだから、少なくとも現時点までは「恵まれた人生」であるとも言える。
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先日、4月29日に日比谷野外音楽堂で行われた「NAONのYAON」のダイジェスト版を視聴する機会があった。そこで実夕は2曲(「Rose」と「シクベ」)歌っているわけだが、これらの曲を視聴して改めてシンガーとしての彼女の実力を再認識させられた。おそらく、大舞台で歌うのはZONEの解散コンサート以来であるにもかかわらず、全く臆することなく自分の歌世界を構築していたからである。
しかし、実力があるからといって必ずしも成功するわけではないのがこの世界の難しいところである。事実、ソロとなってから彼女のCDの売り上げはやや伸び悩んでいる。とりわけ、昼ドラ(『ママの神様』)の主題歌にもなり、メディアにもかなり露出したにもかかわらず、「茜」の売り上げが思ったほど伸びなかったことは、(この曲が自信作であっただけに)本人も所属・配給会社もファンもかなりショックを受けたのではないだろうか。
もちろん、そこには様々な要因が重なっているのだろうが、ここでは「個性的な歌声」と「個性的な人生」いう2つの視点からこの問題について筆者なりに考察することにしたい。
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ZONEのメンバーの中でMIYUがもっとも優れた歌唱力の持ち主であることは、衆目の一致するところであろう。しかし、彼女のボーカルの特徴を説明するのは実はけっこう難しい。他のメンバーなら、それぞれのボーカルの特徴を一言でまとめることが可能であるように思う。
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前回の記事から気がつけば3ヶ月も空いてしまいました…。けっして死んでいたわけではありません(笑)。この間、草稿はずっと書き続けていたのですが、うまくまとまらずに七転八倒しておりました。
今回のお題は、前々回の記事の続編で、実夕のボーカルが主なテーマとなっております。と言っても、書いているうちに話がどんどん膨らんでいき、ZONEだけでなく安室奈美恵から果ては和田アキ子まで飛び出す壮大なストーリー(=与太話?)となってしまいました。
まあ、基本はZONE論ですのでご安心を。やたらと長いので、時間のあるときにでも、ゆっくり目を通していただければ幸いです。ではどうぞ。
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先日(5月14日)放映された「グータンヌーボ」を見てつくづく思ったのは、やはり実夕にはいろいろな意味で「相方」が必要なのではないか、ということ。トークについてはもちろんだが、「歌」についてもパートナーの存在が不可欠なのではないか。そんなことを番組を視ながら思ったりした。
そこで、今回は「実夕のトーク力」というテーマについて、若干の私論を述べさせていただくことにしたい。(注)
(注):5月22日、一部、加筆修正しました。なお、実夕のボーカルについては、こちらを参照のこと。
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