『MARIA BOX』雑感(6) 気配りのドラマー、TATTSU
1 ドラマーとしての進化
1・1 ドラミングの変化?
このブログでは何度も触れているように、筆者が初めて行ったMARIAのライブは、2007年夏ツアーの大阪公演である(詳細はこちらのレビューを参照)。その時もっとも印象に残ったことの一つが、TATTSUのパワフルなドラミング。お腹にズシズシと響いてくるバスドラのキック音、耳に突き刺さるようなスネアやシンバルのヒッティング音に、ただただ圧倒されたことを覚えている。この年のツアーの模様を収録したライブDVD(MARIA LIVE TOUR WE ARE MARIA 2007~YOU GO!!~)は、ドラムサウンドが前面に出る独特のミキシングが施されているのだが、実際に会場で耳にしたドラム音はこれよりもさらに強烈な感じだった。
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